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農機具業大激戦地区埼玉
- その12 -
ちらがイシワタさんの店舗です。お母様と一緒に撮影です。この後店舗を拝見させてもらい、ちょっとお茶を頂きながら再びこれからの農機具業界の未来について語り合おうと思ったその時、そこに現れたのはこのイシワタの創業者であるおじいさんの登場です。未来の話が一転、過去の話になりました。ここを創業したのは昭和20年、戦争が終わった直後の事です。戦争中は陸軍学校で教育係を務めていたとの事。陸軍機工学校にいた頃から自動車の整備工場をやろうと思っていたが、その頃は自家用車を持っている人はほとんどいなく、そこで農機具店を始めたらしい。昔はコンバインが一晩に12台も売れた時があり、おじいさんは毎晩芸者遊びをしていたという話をしてくれました。その話を聞いている時の瀬山さんの本当にうらやましそうな顔が、今でも非常に印象に残っているWであった。
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